鳩ケ谷ソース焼きうどん

川口市の鳩ケ谷商工会などが企画したB級グルメ「鳩ケ谷ソース焼きうどん」が初めて商品化され、

11日から県内の「イトーヨーカドー」全27店舗で販売される。合併前の旧鳩ケ谷市で、

まちおこしの一環として始まった事業で、同商工会の田部雅樹さんは

「県内での知名度が上がり、まちのにぎわいにつながればうれしい」と期待を寄せた

「ソース焼きうどん」は7年前、市内に工場があるソースメーカー「ブルドックソース」

が専用ソースを開発し、地元の約20店の飲食店でそれぞれ工夫をこらしたメニュー

の提供を開始。徐々に知名度が浸透してきたため、ご当地グルメとして商品化が決まった。

 ソースはトマト、タマネギなどの野菜をベースにオイスターとカツオのうまみを加えたピリ辛味が特徴。製麺工場が多い埼玉は都道府県別のうどん生産量が全国2位で、新商品のうどんも県内産の小麦粉を100%使っている。販売価格は1袋2食入りで321円(税込み)。

 同商工会は発売前日の10日午後2時から、同市の「イトーヨーカドー・アリオ川口店」で発売記念セレモニーを開催する。