街角景気、2カ月ぶり悪化=駆け込み需要一服-10月

 内閣府が11日発表した10月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は前月比1.0ポイント低下の51.8と、2カ月ぶりに悪化した。住宅などで消費増税前の駆け込み需要が一服したほか、大型台風の接近で客足が遠のいたことも影響した。

 ただ、好不況の分かれ目である50は9カ月連続で上回り、内閣府は

基調判断を前月の「景気は着実に持ち直している」に据え置いた。2、

3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は、0.3ポイント上昇の

54.5と2カ月連続で改善した。