ガソリン160円台=3週連続で高値

資源エネルギー庁が21日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(19日時点)は、全国平均で前週比横ばいの160.2円となった。160円台は4年10カ月ぶりの高値水準で、3週連続となる。

 原油高や円安によるコスト上昇分の価格転嫁が遅れていた長崎県、京都府など14府県は小幅に値上がりしたものの、岡山県、愛知県など19都県はわずかに値下がりした。

 調査を担当する石油情報センターは「エジプト情勢の混乱など価格の押し上げ要因はあるが、お盆休みが終わってガソリンの需要は減少傾向にあり、来週は横ばいか小幅な値動きにとどまる」としている。